第5回 子供のための「能・狂言」

ー趣旨ー

 

「人類の口承及び無形遺産の傑作」、通称「世界無形文化遺産」といわれたりしますが

制定されたのは2001年5月18日。

第1回は19件が選ばれ、そのなかに日本の「能・狂言」もありました。

世界の中で特に第1回に選ばれた事は、日本人としてこの上ない喜びであり誇りであります。

 

 しかしながら、日本を代表する伝統芸能でありながら「能・狂言」に接する機会は非常に少なく、

高齢化しているのが現状です。「世界無形文化遺産」に制定されたことを一つの契機に

「能・狂言」の素晴らしさを若い人や子供達に伝え、広げる事が今一番なのではないかと思います。

 

そのためには、まず知ってほしい、観てほしい、舞ってほしい、謡ってほしい!!と考えております。

すぐにはできません。だからこそ一歩一歩___夢を現実に___と願い本会の趣旨と致します。

 

 

 

 

日 時 平成25年5月17日(金) 午前10時40分

場 所 勝山小・中学校体育館

対 象 勝山小学校・大嵐小学校・西浜小学校・大石小学校

公 演 山本東次郎家(大蔵流)

狂 言 「柿山伏」山本則重 他

 

ーあらすじー

 出羽羽黒山の山伏が大峰、葛城で修行して帰国の途中、道端の木に上って柿を食べ始める。

柿畑の持ち主が見つけて腹を立てる。そのたびに山伏は鳴きまねをするが、畑主は鷲は飛ぶものだと

囃たてるので山伏も高い木から飛び下り腰を打ってしまう。怒った山伏は法力で畑主の体をすくませ、

腰の治癒をするように命ずるが、畑主は背負った山伏を振り落とし逃げてゆく。

 葛桶を使って木に登ったことを表現するのが印象的。

 


レクチャー 能薬師と子供達との交流

主 催 子供のための「能・狂言」実行委員会 

    代表 森智洪 角当直隆 山本則重

公 演 富士河口湖町 富士河口湖町教育委員会 富士河口湖町文化協会 緑鈴会 緑皇会

協 力 河口湖ステラシアター

 

 

過去の開催内容

第3回 子供のための「能・狂言」

 

日 時 平成23年11月28日(月) 11時より

場 所 富士河口湖町河口小学校 多目的ホール

演 目 柿山伏

 

 

第4回 子供のための「能・狂言」

 

日 時 平成24年5月18日(金) 11時より

場 所 富士河口湖町立船津小学校

演 目 柿山伏

 


実際に「能・狂言」を観た子供たちの感想文

「貝を持たぬ山伏が!」

という大きな声から柿山伏が始まりました。今日は柿山伏を見れるということで前日からとても楽しみにしていました。そしていよいよ柿山伏が始まりました。その中で私が驚いた事が二つあります。

 一つ目はない物があるように見えたことです。柿山伏には柿の木が大きく関わっています。その柿の木は本当は無いけれど、山伏の演技が上手くて本当に柿の木があるように見えました。きっと山伏の役の人が数えきれないくらいのたくさんの時間練習してきているんだなと思いました。

 二つ目は声が大きくて通っていたことです。CDで聞いた声より少しは小さい声だと思っていたけど実際聞いてみると、とても大きな声で通っていて響いていました。

柿山伏は初めて見たけれどとても印象に残っています。狂言はずっと昔から受け継がれてきた物なのでこれから私達の時代にも受け継いでいかないといけないと思いました。今回狂言を見てとても勉強になったので、来年の六年生にも見せてあげたいと思いました。

 

「柿山伏を見て」 渡辺智香

 

 

私は今日、初めて狂言というものを見ました。初めて見た狂言にすごく、感動しました。

 私は、その場所にセットはないけれど、本当に柿の木や石などがあるようでした。

それくらい演劇が上手でした。

 それから、山伏は動物の真似が、上手でした。ですから、思わず笑ってしまいました。

最後に、稽古をさせてもらったのですが、すごく思い出になりました。基本の姿勢、座り方、立ち方、歩き方、走り方、それから動物の真似や歌まで教えていただき、本当に楽しかったです。

 今日は、良い経験になりました。これからも、狂言のおもしろさを、お客さんに伝えてほしいと思います。それから、狂言のお稽古を頑張ってください。楽しい狂言が見られて良かったです。ありがとうございました。

 

「初めて見た狂言」 渡辺 琴葉

 

 

 私は、将来、冒険家になることが夢です。

だから、外国のこと、もちろん日本のことも色々勉強しなければ、と思っていました。

今日は、その勉強をする、最高のチャンスでした。

 太くて低い声、ゆっくりで力のある動き、とても印象に残りました。私は歌の部分が好きでした。

「貝をも持たぬ山伏が…道々うそをふこうよ。」

「でんでんむうしむし。」

太くて低く、ゆっくり力を入れて…が理想だったけれど、低くても太い声にはなれませんでした。

(私達は今日、昔を知ったんだな。昔の人もやっぱり笑うことは好きなんだよね。)

「温故知新」という言葉が今日のあの時間はぴったりでした。ぜひ、狂言を続けてもらって、新しい歴史を作ってもらいたいです。

 

「日本の古典芸能を見て」 渡邊 めい

 

 

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